どんな風に作ったらよいかわからないという方には、“当てっこ”紙芝居が参考になります。 これは、やべみつのりさんの『ふしぎなまど』(童心社,1997年)や『でてきたなあーんだ』(童心社,1987年)という作品。丸や四角にくり抜いた窓の中にいろんなものが登場して、子どもたちとやりとりしながら当てっこさせるのです。
「窓のむこうになにがあるかな?」「なにかな、なにかな?」「あ、たこさんでした」とこんな感じです。これなら物語を考えてきていなくても、何か作品ができますね。そのとき4枚の画面につながりをもたせたり、ストーリーがあったりすると、当てっこもぐんと楽しくなりますよ。
物語をつくりたいけれど難しいと思う人は、「げんこつ山のたぬきさん」というわらべ歌を思い出してみて下さい。
「げんこつ山のたぬきさん おっぱいのんでねんねして だっこしておんぶして またあした」という歌です。この歌は起承転結、ドラマがあって最後は「さようなら」で終るの。 そこで、げんこつ山のたぬきさんを別の主人公にして、どこそこの誰それさんが、何かして、どうにかなって、さようならと。ああ、それならできそうと思いませんか? それでもどうしても作れないという方に、自己紹介の紙芝居があります。ナスビを描いて「ながのの“な”」、ガチョウを描いて「ながのの“が”」、酔っぱらっている人を描いて「のんべの“の”」、「そう、わたしは長野です」って紙芝居で自己紹介するの。面白いですよ。 |